カラダを流れるリズム

 カラダの中にはさまざまなリズムが流れています。一番ベース(基本)になり重要なのは、心臓の鼓動です。

 これは今Apple Watchで計測した心電図をiPhoneの画面で見たものです。グラフはふらふらしているように見えますが、これが正常な「洞調律(どうちょうりつ)」を示したものです。平均心拍数は81と出ています。一分間に81回心臓が収縮をしていて、あとはぼよよんと波打っているという状態です。

 このように正常な心臓は、だいたい1分間に80回くらいの鼓動を刻んでいますが、それがメトロノームのように正確ではありません。「揺れ」があるのが人間のカラダです。眠っているときは60くらいになったり、少し運動をすると早くなったりもします。たとえば音楽を聞いたり何かの振動を感じているとき、このテンポより遅いと、ゆっくりと感じ、速いと速いと感じるのが自然です。

 リズムを刻んでいるのは、心臓だけではありません。もっと身近に感じられるものは呼吸です。呼吸の速さは、心臓の鼓動よりもずっとゆっくりです。一般に成人の安静時の呼吸数は1分間に12〜20回と言われています。吸って吐いてが一回なので、12回なら、5秒に1回、20回なら3秒に1回です。

 ほかにもリズムを刻んでいるのはまばたきです。これも1分間に20回程度と言われていますが、実際はかなりばらつきがあります。

 この他にも、カラダの中では、さまざまなリズムが流れています。命ある限り、そのリズムが止まることはありません。生命は、こうしたリズムによる変化を常に経験している存在です。

みゆう(管理人)
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