音楽

目指すのは完璧じゃなくて エッセイ

目指すのは完璧じゃなくて

 完璧にとか、100%にとか、間違えないようにって思っていますか。それを目標に練習をするという人がいたら、それはやめましょうと伝えたいと思います。  そもそも100%ってなんでしょうか。誰かが、今できることを精一杯やったのなら、それはその人にとっての100%なのではないでしょうか。「いや、まだまだだ…
練習キライも正解 エッセイ

練習キライも正解

 どうしてだかわかりませんが、音楽にしろスポーツにしろ「練習しないとうまくなれない。」という意識があるみたいなんですね。そもそも練習って何のために何をすることなんでしょうか。  たとえば歌を歌うのが苦手って思い込んでいる人が、ピアノやギターを弾けるようになれば演奏もうまくなるでしょうか。また、ドタド…
オンライン講座の開設を計画中です エッセイ

オンライン講座の開設を計画中です

 コロナ騒動が始まった頃、音楽理論やオカリナ演奏に関してのオンライン講座のカリキュラムを作り始めていました。当時Teachable(ティーチャブル)でのオンラインセミナーを受講し、その後Udemy(ユーデミー)でのオンライ講座開設に向けて、カリキュラム作成を始めました。  TeachableもUde…
イメージトレーニングの重要性 音楽

イメージトレーニングの重要性

 イメージトレーニングは、スポーツの世界で練習によく取り入れられていますが、実は音楽の練習でも重要です。  実際に声を出す、音を出す、弾いてみる、他の人と合わせるというのは、もちろんとても大切です。  そのどれもできないとき、イメージトレーニングを取り入れてみましょう。  イメージトレーニングは、他…
知ってる曲と知らない曲 エッセイ

知ってる曲と知らない曲

 オカリナ教室でのレッスン中によくある話です。 「知っている曲の知っているメロディなら吹けるんだけど、知らない曲やメロディ以外のところは吹けません。」  度々そう言われます。  また知っている曲でも、楽譜と覚えているメロディが違うことがよくあります。そういうときは混乱してしまうようです。 知っている…
リズム、テンポは自分で作るモノ エッセイ

リズム、テンポは自分で作るモノ

 リズム、テンポを人に合わせるモノだと考えているとしたら、その考え方は手放していいでしょう。  リズム、テンポは自分で作るモノだからです。  どういうことかというと、外の空気に触れてオギャーと泣いた瞬間から、リズムもテンポも人は生まれながらに持っているモノだからです。  「でも人に合わせないといけな…
下手くそになる練習 エッセイ

下手くそになる練習

 練習する目的を、上達することだと思っている人が多いと思います。でも上達するかどうかは、あくまで結果でしかありません。  同じ練習をしても、上達する人と逆に下手くそになる人がいます。それはなぜでしょうか。 能力を人と比べてばかりいませんか  人と比べると、能力の違いは必ずあります。そして、自分が持っ…
今、何を選ぶのか エッセイ

今、何を選ぶのか

 突然何かが変わったり、状況が好転するように感じることがあったとしても、それは日々の選択の結果です。だからといって「こうすればよかった。」と反省ばかりしていても、意味はありません。これからの選択をできる限りいいものにするだけです。その結果はいずれ現れるでしょう。今ここにあるのは過去の選択の結果です。…
楽器にどれだけ触るか エッセイ

楽器にどれだけ触るか

 プロの演奏家など、楽器演奏が日常になっている方はともかく、月に数回程度レッスンを受けている方にとっては、日常楽器に触る機会は少ないと思います。  実際にレッスンの度に「すいません。練習していなくて。」と言われる方がおられます。  「宿題を出してほしい。」と言われる方もいます。  ぼくは具体的な宿題…
陰と陽、大波とさざなみ 音楽

陰と陽、大波とさざなみ

 人は生まれて、成長し、年老いて、やがて死を迎えます。では、人生のグラフはこんなふうに書けるでしょうか。  人生は、山型だったり放物線だったり、このグラフの絵のように「いびつ」なんだろうと思います。体力とか精神力とか、肉体に関わるところはだいたいこんな感じで間違いないでしょう。  でも、その中でもこ…