音楽

音痴なんかないよ エッセイ

音痴なんかないよ

音痴ってひどい言葉だね。言う方も言われる方も傷つくよ。カラオケの点数も気にしなくていいからね。ゲーム感覚でやるのはいいけどさ。ぼくも60点くらいの点取ったことあるから(笑)。 「私、音痴ですから。」って割と平気で言う人いるけど、そう言わなくていいよ。歌うことに自信がないだけだし、ふだん音楽を聞いて楽…
高い音【オカリナ編】 エッセイ

高い音【オカリナ編】

歌を歌う方、楽器を演奏する方で、「高い声が苦しい。」「高い音が出しにくい。」そう思っている方は多いと思います。澄んだきれいな高い声、張りのある高い音を聞くと、羨ましいと思うけれど、私には無理とあきらめていませんか。今回は、オカリナ編として、高い音をスムースに演奏するコツをお伝えします。 楽器の特性を…
身につけたい呼吸法について エッセイ

身につけたい呼吸法について

世間一般で言われている「呼吸法」には、リズムのとり方、力の入れ方、体の使い方などを細かく定めた、さまざまなものがあります。 呼吸とは、単純に息を吸って吐くだけです。それなのに、呼吸法と言われてもピンとこないかも知れません。また、楽器の演奏や歌を歌うには、腹式呼吸法(以下「腹式呼吸」)が大事だと聞いた…
楽譜なんかいらない エッセイ

楽譜なんかいらない

ぼくは、おもに大人になってから音楽を始めるようになった方々への音楽レッスンやグループ指導をするようになって20数年になります。その時にいつも感じていることがあります。それは、楽譜があるせいで苦労している方がたいへん多い、ということです。こういった場合、本当に楽譜って必要なんでしょうか。 もちろん、み…
上達する練習法 エッセイ

上達する練習法

音楽だけに限らず、レッスンを受けたり、練習をすることで、今よりもっとうまくなりたいと誰でも思うでしょう。 こうすれば必ず上達する練習法があると言ったら、その練習法を知りたいと思いませんか。 確実にできる目標を決めて、少しずつステップアップしていく 継続して定期的に根気よく練習する 録音したりアドバイ…
45年前のクラリネット エッセイ

45年前のクラリネット

ぼくの大好きなクラリネット、メインで使っているクラリネットは1979年に購入したセルマー10Sです。この楽器の他に、その当時憧れていた楽器がありました。それは、プロの演奏家か、誰が使っていたのかは覚えていませんが、ベルの先端に金属の輪がついていない、ブージー・アンド・ホークス(以下B&H)の…
タブレットで楽譜を見るためのステップ(その1) エッセイ

タブレットで楽譜を見るためのステップ(その1)

楽譜ってバラバラしがちだし、探すのが大変だったり、風で飛んだり暗い場所だと見えなかったりします。その点、タブレットを使うと、何千曲あっても整理できて、探すのもリストを作ってまとめるのも簡単だし、風で飛ばないし、暗い場所でもよく見えます。 とても便利なので今ではタブレットで楽譜を見るという人も増えてい…
絶対音感と相対音感 エッセイ

絶対音感と相対音感

「絶対音感」っていうと、なんとなく特別な超人的な能力のように思われています。本当にそうでしょうか。 例えば、ピアノの真ん中あたりの音を「中間の音」、右端に近い音を「高い音」、左端に近い音を「低い音」と呼ぶことにします。この3つのグループを聞き分けられない人はいないでしょう。これも絶対音感なんだよって…
メトロノームとチューナー エッセイ

メトロノームとチューナー

スマホが普及したおかげで、スマホやタブレットを持っていれば、わざわざ専用の高価な機器を購入しなくても、無料のアプリを使えば、スマホやタブレットが高機能なメトロノーム、チューナーに早変わりします。なんていい時代になったのでしょう。 メトロノームとの付き合い方 「メトロノームを使って、曲のテンポを合わせ…
リズムは体(からだ) 音楽

リズムは体(からだ)

自分の心臓の音はぼくには聞こえません。「聞こえるよ。」という方はいますか。それでも、こうしてからだが動かせるのは、心臓が絶え間なく鼓動しているからです。音は聞こえなくても、からだは心臓の動きを常に感じています。心臓は時に早く、時にゆっくりとゆらぎながらリズムを刻んでいます。心臓が1分間にどれくらいの…