エッセイ 21 11月 2024 リズムを大きく感じるということ リズムが細かくなるほど難しく感じるというのは、音楽をやっている人の共通の悩みなのかな、と思います。なにより楽譜に表した時に、複雑に見えるということがあります。 ひとつひとつの音の動きを間違えないように、ていねいにしっかりと音にしようとすると、流れから取り残されてしまいます。そして「私はリズム感がない… 続きを読む
エッセイ 16 11月 2024 高い音【オカリナ編】 歌を歌う方、楽器を演奏する方で、「高い声が苦しい。」「高い音が出しにくい。」そう思っている方は多いと思います。澄んだきれいな高い声、張りのある高い音を聞くと、羨ましいと思うけれど、私には無理とあきらめていませんか。今回は、オカリナ編として、高い音をスムースに演奏するコツをお伝えします。 楽器の特性を… 続きを読む
オカリナ 19 10月 2024 音を長く吹く練習(ロングトーン) 皆さんはどこかで「ロングトーン」という言い方を耳にしたことがある方もいると思います。これはこのタイトルの通り「音を長く吹く練習」のことを言います。これはとても大切な練習ですので、そのやり方をご紹介しましょう。 皆さんは、音の表情は、音色で決まると思っていませんか?もちろん音色も大事なんですが、出だし… 続きを読む
オカリナ 17 10月 2024 鼻で吸うか、口で吸うか 結論から言えば「吸いやすい方で吸う。」でいいと、ぼくは思っています。 ただし、多くの指導者の方が「基本的には口で吸う。」と言っていますし、ぼくもクラリネットをそのように習いました。 「基本的」に、生物として呼吸するときの基本は、口で吸うのではなくて、「鼻で吸う。」方が自然です。 ただ、鼻は口に比べて… 続きを読む
エッセイ 17 10月 2024 オカリナの吹き方 オカリナの本体から、ニョキッと突き出して見える部分を吹口(ふきくち)といいます。この吹口に唇を当てて息を吹き込めば、誰でも簡単に音が出せます。 吹口を正面から見ると、細くて平たい、小さな穴が開いています。これは、吹き込んだ息が、そのまま細く平たく、少しずつ出ていくように作られているからです。 楽器に… 続きを読む
エッセイ 11 10月 2024 オカリナの種類 オカリナっていうと、手のひらに乗るくらいの小さな楽器という印象があると思いますが、実際には、もっと小さなポケットに入るようなものから、ダチョウの卵くらいの大きなものまで、いろいろな大きさの楽器があります。 ひとつのオカリナで吹けるのは、ドレミファソラシドの上がレミファまで、下がシとラが吹けるだけです… 続きを読む