エッセイ 29 4月 2025 下手くそになる練習 練習する目的を、上達することだと思っている人が多いと思います。でも上達するかどうかは、あくまで結果でしかありません。 同じ練習をしても、上達する人と逆に下手くそになる人がいます。それはなぜでしょうか。 能力を人と比べてばかりいませんか 人と比べると、能力の違いは必ずあります。そして、自分が持っ… 続きを読む
エッセイ 21 4月 2025 今、何を選ぶのか 突然何かが変わったり、状況が好転するように感じることがあったとしても、それは日々の選択の結果です。だからといって「こうすればよかった。」と反省ばかりしていても、意味はありません。これからの選択をできる限りいいものにするだけです。その結果はいずれ現れるでしょう。今ここにあるのは過去の選択の結果です。… 続きを読む
エッセイ 11 4月 2025 楽器にどれだけ触るか プロの演奏家など、楽器演奏が日常になっている方はともかく、月に数回程度レッスンを受けている方にとっては、日常楽器に触る機会は少ないと思います。 実際にレッスンの度に「すいません。練習していなくて。」と言われる方がおられます。 「宿題を出してほしい。」と言われる方もいます。 ぼくは具体的な宿題… 続きを読む
音楽 20 3月 2025 陰と陽、大波とさざなみ 人は生まれて、成長し、年老いて、やがて死を迎えます。では、人生のグラフはこんなふうに書けるでしょうか。 人生は、山型だったり放物線だったり、このグラフの絵のように「いびつ」なんだろうと思います。体力とか精神力とか、肉体に関わるところはだいたいこんな感じで間違いないでしょう。 でも、その中でもこ… 続きを読む
音楽 18 3月 2025 春の陽 春の陽を浴びて 緑の木の葉が光る まるで白い花を咲かせているよう 順々に芽吹くであろう木の幹も 冬の厳しい寒さに負けず 春を迎える 山の中腹から トンビが飛び立つ 春の陽を羽一面に受けて 詩:みなづき 下記は広告です。Elahのホームページ… 続きを読む
音楽 2 3月 2025 ビートとリズムのちがい ビートは、心臓の鼓動のようなもの、あるいは波のようなものを想像してみるとわかりやすいと思います。 おおよそ一定で、強弱や独特のうねり(ゆらぎ)があります。 こんなことを考えたことはありませんか? なぜ四拍子のほかに二拍子があるのだろう? なぜ三拍子のほかに六拍子があるのだろう? なぜ四分音符を1と数… 続きを読む
エッセイ 15 2月 2025 オクターブは同じ音? 楽譜では、低いドと高いドは違うところに書きます。 低いドと高いドの間には、順番に「レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」があります。低いドの下や高いドの上にも同じように音が並んでいます。これはどうして、どちらもドって言うんでしょうか。これ以外にもドってありますか? これは、低音記号(へ音記号)のドと、高音記号(… 続きを読む
エッセイ 8 2月 2025 マイナス10よりプラス1 練習をしていて、「なかなかうまくいかないな。」「前回はできていたのに。」と思うこともよくあるでしょう。こういうことは、誰もが経験していることです。第一線で活躍している超一流のプロですら、まったく同じです。 前にもどこかでお話ししたことですが、人間はマイナスだと思うことにとても敏感です。自分のことも、… 続きを読む
エッセイ 21 1月 2025 「不」完全主義のススメ ぼくは、もともと完全主義ではありません。どうしても「出来ていない。」とか「足りない。」という意識に向いてしまう癖がありました。大人になって習い事を始めた方の中にも、そういう悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。それに加えて「人より」「他の人のほうが」と思ってしまうようです。 この出来ていない… 続きを読む
エッセイ 19 1月 2025 自分を生きる 人間って勝手なもので、春の若葉に感動したり、秋の紅葉に風情を感じたりするものです。 何がいいか悪いかっていうのは、その時々の人の感情に支配されています。 そして、それに対して一喜一憂するのも人間です。 結局は自分の中にどういう価値観を持つのかということです。これを「自分軸」と言ったりします。 20代… 続きを読む