音楽

リズムは体(からだ) 音楽

リズムは体(からだ)

自分の心臓の音はぼくには聞こえません。「聞こえるよ。」という方はいますか。それでも、こうしてからだが動かせるのは、心臓が絶え間なく鼓動しているからです。音は聞こえなくても、からだは心臓の動きを常に感じています。心臓は時に早く、時にゆっくりとゆらぎながらリズムを刻んでいます。心臓が1分間にどれくらいの…
息を止めて集中する?集中できる? 音楽

息を止めて集中する?集中できる?

ある日の音楽のレッスンで、こんな相談を受けました。 「娘が吹奏楽部で打楽器をやっているんだけど、何度練習してもできないところがあって、ソロの演奏だし、コンクールも近くて焦ってるんです。」「ああじゃあ、一度レッスンしましょうか。」 後日、娘さんのレッスンをしました。お母さんも一緒です。 ひと通り、演奏…
音楽をやっているぼくが言うのもなんなんだけど 音楽

音楽をやっているぼくが言うのもなんなんだけど

ぼくは今でも、音が苦手です。絶えず耳に入ってくる、ぼくにとって意味のない音の洪水は、生まれてずっと、ちょっとした拷問を受け続けているのと変わりません。どんなに耳をふさいでも、音は常にあちらこちらから押し寄せてきます。本当に、今もです。 小さい頃は、音から逃げられる場所、屋根の上、縁の下、裏庭、山をさ…
音を長く吹く練習(ロングトーン) オカリナ

音を長く吹く練習(ロングトーン)

皆さんはどこかで「ロングトーン」という言い方を耳にしたことがある方もいると思います。これはこのタイトルの通り「音を長く吹く練習」のことを言います。これはとても大切な練習ですので、そのやり方をご紹介しましょう。 皆さんは、音の表情は、音色で決まると思っていませんか?もちろん音色も大事なんですが、出だし…
紙で残すことの時間的損失 音楽

紙で残すことの時間的損失

ぼくは、このサイトをぼく自身の実験台として、最終的には本を出版することを目指しているのですが、だんだんと「それは、なんのためなんだろう。」という気持ちが沸々と湧いてくるのは何でしょうか。 「本」というひとまとまりを残すことの意義 ある程度、情報としてのまとまりが完成したときに、本として残ることの意味…
ブログ(記事)は自由に書きます 音楽

ブログ(記事)は自由に書きます

このホームページでは、本にまとめる部分は、リンクをたどって順に読めるように書いていきます。その他のブログ(記事)は、その都度思ったことを書きますので、中にはより専門的な内容を書くかも知れません。 そうした中で、わかりにくいと思ったなど、どんなことでも、コメントを書いて送っていただくと、たいへんうれし…
オカリナについて 音楽

オカリナについて

オカリナは、今から174年ほど前(1850年頃)、イタリアのジュゼッペ・ドナーティ(Giuseppe Donati)さんという方が考案された、陶器でできた楽器です。イタリア語の「鵞鳥(オカ=oca)」と、「可愛い(カリーナ=carina)」という言葉を組み合わせて「オカリーナ」と名付けられました。こ…
鼻で吸うか、口で吸うか オカリナ

鼻で吸うか、口で吸うか

結論から言えば「吸いやすい方で吸う。」でいいと、ぼくは思っています。 ただし、多くの指導者の方が「基本的には口で吸う。」と言っていますし、ぼくもクラリネットをそのように習いました。 「基本的」に、生物として呼吸するときの基本は、口で吸うのではなくて、「鼻で吸う。」方が自然です。 ただ、鼻は口に比べて…
オカリナの吹き方 エッセイ

オカリナの吹き方

オカリナの本体から、ニョキッと突き出して見える部分を吹口(ふきくち)といいます。この吹口に唇を当てて息を吹き込めば、誰でも簡単に音が出せます。 吹口を正面から見ると、細くて平たい、小さな穴が開いています。これは、吹き込んだ息が、そのまま細く平たく、少しずつ出ていくように作られているからです。 楽器に…
オカリナの種類 オカリナ

オカリナの種類

このページは、ブログ(記事)の方に書いています。 オカリナっていうと、手のひらに乗るくらいの小さな楽器という印象があると思いますが、実際には、もっと小さなポケットに入るようなものから、ダチョウの卵くらいの大きなものまで、いろいろな大きさの楽器があります。 ひとつのオカリナで吹けるのは、ドレミファソラ…