エッセイ 15 12月 2024 大人になって音楽を始めるということ 大人になって、それまで経験のないことを始めるというのは、楽しみな反面、苦労も多いことと思います。「もうちょっと早く始めていたらよかった。」とは、よく聞く言葉です。 特に音楽については、3歳からとか、5歳からとか、早い方がいいといった話を聞く機会が多いので、それくらいから習わないとだめなんじゃないかな… 続きを読む
エッセイ 12 12月 2024 オカリナを持つときの指 指先がどの向きに曲がるか 右手左手どちらでもいいので、手のひらを大きく開いて見えるようにします。そのままグーを握るように5本の指先を曲げてみましょう。そのときに、指先が自然に曲がる方向をよく観察してください。オカリナを持って指穴をふさぐときには、このように指先を自然に曲げて、爪の裏側の柔らかい指紋の… 続きを読む
エッセイ 11 12月 2024 オカリナ教室でいつも最初にやっていること ぼくが指導をしている、どのオカリナグループ、教室でも、最初にやることはだいたい同じです。なんのためにやっているのかということは、その都度説明をしているのですが、もっとちゃんと理解していただくために、この文章を書いています。 手っ取り早く内容を知りたいという方は、以下の動画で説明をしていますのでご覧く… 続きを読む
エッセイ 8 12月 2024 暗譜するってなに? 楽譜を暗記して演奏することを「暗譜」と言います。 暗譜できれば、楽譜を見ながら演奏するよりも、より音楽に集中して演奏することができます。正確なリズムだったり、流れのあるフレーズだったり、メリハリのある強弱だったりと、さらに表現力のある演奏ができます。 ただそれよりも大切なことは、「どんなメッセージを… 続きを読む
エッセイ 3 12月 2024 カラダの記憶 私たちがふだん行っている行動の99%は無意識でやっていると言うと「そんなはずはない。」と驚かれるかも知れません。でもそれは、習慣、反応、反射的な行動などにはっきりと表れています。 習慣 朝起きて夜眠るまで、日常生活の行動は習慣に支配されていると言っていいでしょう。布団を畳む、歯を磨く、服を選ぶ、着替… 続きを読む
音楽 1 12月 2024 クロマティック・ハーモニカ ぼくは30歳代の頃、トゥーツ・シールマンスのクロマティック・ハーモニカが大好きで、ハーモニカをいつも肌身離さず持っていました。でも、20数年前にひょんなことからオカリナを吹き始め、今日までハーモニカから離れていました。 https://youtu.be/MzpP4oQk8Sc?si=MFJHc4Xy… 続きを読む
エッセイ 30 11月 2024 練習曲・休符から始める 楽譜の中に休符を見たときに、人は何を考えるのでしょうか。ぼくは20年以上オカリナなど、アマチュアの演奏グループの指導をしています。その中で、繰り返し何度も耳にするのが、フレーズが小節の途中から始まるときに、タイミングが合わないということです。 もしかしたら、休符の記号が頭では理解できていても、とっさ… 続きを読む
エッセイ 28 11月 2024 虹の階段 虹はきれいですね。日本など多くの国では虹の色を、赤、橙(だいだい)、黄、緑、青、藍、紫の7つの色で表現しています。これは、約300年前、万有引力の法則で知られるニュートンが音楽の音階に合わせて7つの色で表したのが最初なんだそうです。 実際の色にはグラデーションがあって、はっきりした境界はありません。… 続きを読む
エッセイ 21 11月 2024 リズムを大きく感じるということ リズムが細かくなるほど難しく感じるというのは、音楽をやっている人の共通の悩みなのかな、と思います。なにより楽譜に表した時に、複雑に見えるということがあります。 ひとつひとつの音の動きを間違えないように、ていねいにしっかりと音にしようとすると、流れから取り残されてしまいます。そして「私はリズム感がない… 続きを読む
エッセイ 18 11月 2024 音痴なんかないよ 音痴ってひどい言葉だね。言う方も言われる方も傷つくよ。カラオケの点数も気にしなくていいからね。ゲーム感覚でやるのはいいけどさ。ぼくも60点くらいの点取ったことあるから(笑)。 「私、音痴ですから。」って割と平気で言う人いるけど、そう言わなくていいよ。歌うことに自信がないだけだし、ふだん音楽を聞いて楽… 続きを読む