みゆう発・電子書籍のススメ

ぼくが最初のキンドル(Kindle Paperwhite)を購入して、10年以上が経ちました。このブログを読んでいただいている方の中には、電子書籍にもキンドルという名前にも、なじみが薄い方が多いかも知れません。キンドルというのは、アマゾンから発売されている電子書籍を読むための、文庫本くらいの大きさの白黒の画面を持った「電子書籍リーダー」で、見た目はちょっと大きなスマホかタブレットみたいです。

最初の頃は、本好きの友人にずいぶんイジられました。

「なんか、味気ないよねー。」
「やっぱ紙の感触がいいよね〜。」
「本を読んだ気がしないじゃない?」
「本棚に背表紙が並ばないんでしょ?」

当時ぼくは文庫本をよく読んでいたんですが、もともと視力が弱く、メガネを外したりかけたりと、あの小さな活字を読むのが結構大変でした。その点、キンドルなら拡大もできて、読みやすい文字の大きさで読めます。晴れた日の野外でも、逆に少々暗い場所でも読めます。でも日本ではなかなか発売されないので、ヤキモキしていました。

当時はSONYなど他のメーカーからも「ブックリーダー」というような名前でキンドルと同じような製品が発売されていましたが、読める本が限られていたり、製品も本も値段が高かったりとなかなか手が出せずにいました。

楽天からはコボ(kobo)という電子書籍リーダーが発売されていて、これも買いました。ただ、アマゾンから買った本はキンドルでしか読めないし、楽天から買った本はコボでしか読めません。月々980円で登録されている本が無料で読めるキンドルのサービス(Kindle Unlimited)を利用するようになってからは、今ではほとんどの本はキンドルで読んでいます。

アプリでも読めます

スマホやタブレット、パソコンで使える無料のアプリが公開されているので、同じ本がスマホやタブレットでも読めます。特にカラーが使われている漫画とか雑誌は、タブレットで読んだほうが大きな画面でカラーで読めて便利です。

目に優しい

読む環境の明るさに応じて、電子書籍リーダーの表示の明るさも(設定によって)調整されるので、いつも気にせず見やすい活字を読むことができます。画面そのものも、テレビやスマホのように目が疲れにくい電子インクが使われているので、紙の本を読んでいる感覚で読めるのが特長です。

結果的に安い

たとえば電子書籍リーダーが3万円だったとしても、1,000円の本を無料で30冊読めたら元が取れます。その後は何冊読んでも無料か、確実に紙の本を買うよりは安いでしょう。


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