目指すのは完璧じゃなくて
完璧にとか、100%にとか、間違えないようにって思っていますか。それを目標に練習をするという人がいたら、それはやめましょうと伝えたいと思います。
そもそも100%ってなんでしょうか。誰かが、今できることを精一杯やったのなら、それはその人にとっての100%なのではないでしょうか。「いや、まだまだだめだ。」と思うとき、人と比べているでしょう。
比べている人がAさんだったとします。Aさんと比べてまだまだだと思う人は、Aさんをそんなに意識しなくなった頃にはBさんと比べていることでしょう。そうやって目標を高く持つことがいいことだと繰り返し教えられてきたんだろうと思います。そしてそれは、いつも誰でも無意識にやっていることです。
それはなぜか。動物としての生存本能だからです。
自然の中では、他の人より優れていることは生き残るために必要な能力です。
自然の中でも生き延びるのは自分を活かせる人
ただ言えるのは、自然の中でも自分の長所を活かせて、他人を大事にできるかどうかで運命は変わってきます。他人を押しのけて攻撃する人は生き延びていません。それは歴史が繰り返し証明していることでもあります。
自然とか、歴史とか、ちょっと壮大なテーマになりつつあるので、視点を身近な「練習」に戻しましょう。
メソッドの意味
「メソッド」というと、日本では「教則本」というような意味に使われています。この言葉の本来の意味は「方法」「やり方」ということです。言ってみれば料理のレシピのようなものです。
料理と同じで、味わって工夫して独自の味を作っていくためのものです。
このとき、教則本に書かれている内容を完璧に100%にこなすということがそれほど意味のあることではないということがわかるでしょうか。
味わって工夫をする。そして、独自の味を作ることこそ、大事なことなのです。
☆下記は広告です☆

パワーストーンやビーズ・ブレスレットのElah(エラ)のホームページはこちらです。