知ってる曲と知らない曲

 オカリナ教室でのレッスン中によくある話です。

「知っている曲の知っているメロディなら吹けるんだけど、知らない曲やメロディ以外のところは吹けません。」

 度々そう言われます。

 また知っている曲でも、楽譜と覚えているメロディが違うことがよくあります。そういうときは混乱してしまうようです。

知っている曲は体に染み付いている曲

 ここで「知っている。」というのは、「記憶している。」というわけではないようです。楽譜がなくても歌える、体に染み付いている曲のことを「知っている。」と言っているようです。ですから、楽譜は見ているようで見ていなかったりします。そのため、今どこを練習をしているのかを見失ってしまうこともよくあります。

知らない曲は頭で考えて吹く曲

 知らない曲は、楽譜を理解して覚えないと吹けないと思っているようです。熱心な方は、ぼくが言う説明を楽譜に書きこんでおられます。それは悪いことではないのですが、そのためにさらに楽譜を複雑にしてしまっていることが考えられます。

大切なこと

 いちばん大切なのは、体に教えるということです。指がわからないときは、ゆっくり指を動かしながら、その指の動きを感じることです。リズムがわからないときは、リラックスして呼吸をしながら、体を動かしながらリズムを口ずさんでみることです。体はビートに合わせて動かすことが重要です。四拍子ならゆっくり4つ揺らすように。

 これまでこのBookに書いた文章も重複するものもありますが、参考にしていただければ幸いです。


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みゆう(管理人)
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