音を長く吹く練習(ロングトーン)
2024年10月19日
皆さんはどこかで「ロングトーン」という言い方を耳にしたことがある方もいると思います。これはこのタイトルの通り「音を長く吹く練習」のことを言います。これはとても大切な練習ですので、そのやり方をご紹介しましょう。
皆さんは、音の表情は、音色で決まると思っていませんか?もちろん音色も大事なんですが、出だしの「瞬間の音」と「伸びる音」の安定感がとっても重要なんです。音が終わる瞬間も要注意ですね。ピタッと止まるのか、スーッと消えるのか。
そのためには、第一に最初から最後まで息が一定に保たれていて、乱れないことですね。
そのためには、余分な動きをできるだけしないことです。
楽譜が目の前にあって、演奏しているときって、自分の音がどうなのか、聞く余裕がないですよね。ましてや人前で吹くとなると・・・。緊張して、音が震えたり、息が続かなかったりします。
だから、普段から意識して音を長く吹く練習をしましょう、という話です。単にだらだらと「長いだけの音」をなんとなく吹くというのでは、無意味です。自分の音をじゅうぶんに注意深く聞きながら、余分な動きやチカラが入っていないことを確かめながら、きれいな音を出すように心がけましょう。
近くに誰かがいれば、音を聞いてもらってくださいね。自分では見落としがちな音程や、息の吸い方、出し方などにちがいを見つけることができるでしょう。案外指先にチカラが入っていた、なんてこともあるかも知れません。
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