著者について
ぼくは昭和35年に今も住んでいる漁村に姉、兄の次に二男として生まれました。父は漁業協同組合に勤めていて、母はパート勤めや内職をしていました。親戚は漁師だったり、新興宗教の信者だったり、少し離れた集落の専業農家だったりと田舎暮らしを絵に描いたような家です。200年前くらいの墓石や位牌があって、築100年くらいの古い家です。
姉も兄も親戚の叔父叔母も音楽とは無縁です。ぼくも小さい頃は海に潜り、野山を歩き、自然と暮らしていた少年でした。テレビやラジオから流れてくるのも、演歌や歌謡曲ばかりでした。小学校の音楽の通知簿には他の教科にはなかった1が並んでいました。小学校の先生も、当時ぼくがその後音楽をやるとは思っていなかったらしく、ずいぶんあとで「ちゃんと音楽を教えなかった。済まなかった。」と言われて、かえってこちらが恐縮したことがありました。ぼく自身も音楽の授業はまったく熱心に受けていませんでしたから。
陸上部に入れなくて
ぼくは走ることが得意だったので、中学校に入学する前からいろいろ考えて陸上部に入るつもりでした。ところが、ぼくが入学する前の年に、陸上部が廃部となってしまっていて、拍子抜けしてしまいました。
ぼくが放課後ブラブラしていると、1学年上級のMさんに誘われて吹奏楽部に入ったのが、ハマりました。吹奏楽部が基礎練といって、毎日走ります。部室の窓から女子テニス部の練習風景が見えたのもラッキーでした。
最初「希望する楽器は何?」と聞かれて、「バイオリン」と答えたら、「ない。」と言われ、「トランペット」と答えたら、「する人は決まってる。」と言われました。結局数日ピッコロを吹いて、数日ホルン(メロフォン)を吹きました。どうにもうまく吹けなくて、いちばん向いていないと思われていたクラリネットを吹いたら意外に楽に音が出ました。お調子者なので、その日に「ぼくは天才だ。」と思ったその思考が天才でした。
その後のことも少し
お調子者は、高校進学後も吹奏楽を続け、音大に行きたいと家族に伝えたら猛反対されました。しぶしぶ地元の大学進学を目指し、三学年は理系の女子ゼロの男子クラスに進級しました。というのは表向きで、自分で下宿やバイトを決め、卒業を待たずに上京しました。
ある芸能プロ傘下の専門学校で、代々木にあった専門学校の音響学科に入学し、新聞配達で学費も生活費もまかないました。週末はジャズを演奏し、月曜日は授業を聞きながら眠りにつくという生活です。当時は新聞配達のほかに集金業務もあったので、睡眠時間は3〜4時間がざらでした。これが長く続くはずもなく、1年後には進学を断念して帰郷し、大工見習いとして心機一転働き始めます。
縁があって再び上京し、今度はバイトをしながら本格的にジャズを学び、ライブハウス等で演奏をしていました。
父が倒れ
一報を聞いてもすぐには鳥取に帰りませんでした。きっかけは身近な人の失踪でしたし、東京でのバンドの解散でした。追い打ちをかけるようにバイト先で「正式に社員に」と誘われて断って、退職したことも重なりました。こういうことは本当にまるでドラマのように起こるものだと思いました。
ここまででぼくはまだ二十代後半です。鳥取に帰ってきてからもいろいろと紆余曲折はありました。
逆ホームシック
大工見習いのときにはあまり意識していませんでしたが、改めて鳥取に住んでみると、東京とでは給料も生活レベルも段違いでした。
まだ若くて元気だったので、頑張れたんですが、遅くまで残業するのは当たり前でしたし、その割に給料は安くてまったく余裕がありませんでした。
暇があるとバイクやクルマで走ることが憂さ晴らしのような生活です。「あの角を曲がると渋谷109が見える。」「新宿の雑踏が恋しい。」幻覚を見るような気分で都会で感じなかったホームシックを生まれ故郷で味わいました。
吹奏楽とかクラリネット・アンサンブルとか
吹奏楽をやっていた友人たちと再会をしたのを機に、いわゆる市民バンドと言われる吹奏楽団に入ってまたクラリネットを吹き始めます。クラリネット・アンサンブルでコンクールに出場して地区大会で金賞を取ったりもしました。
いろいろな楽器にも興味が湧き、ボンゴを叩き、クロマティック・ハーモニカを吹いたりしました。1998年38歳の年にオカリナを吹き始めますが、同時に会社を辞め、資格を取って、2000年から自営でパソコン教室を始めました。仕事の合間に、地元の楽器店でオカリナの個人レッスンを始め、NHK文化センターからは「ハーモニカの講師に」と声がかかります。話を聞いてみると、複音ハーモニカの講師を求めているということで、ハーモニカの種類違いということで、いったんは断り、後日改めてオカリナの講師に迎えられました。
この頃から演奏依頼を受けるようになり、オカリナ奏者として活動を始めます。
一演奏家として
60歳を超えてから新しい出会いがありました。音楽ユニット・アストロラーベでは、ユーフォニアムとの音楽のコラボが今、広がりつつあります。アストロラーベ(インスタ)、YouTube
地元のさまざまなサークル、グループの音楽活動にも指導、支援を行っています。
自主イベントでは「愛音(あいおと)」という名前で発表会、交流会、チャリティーなども行っています。今後は自主演奏会なども企画しようかと考えてもいます。
YouTubeチャンネル「ナイス・オカリナ(@nice-ocarina)」でオカリナ演奏などを公開しています。
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