音痴なんかないよ
2024年11月18日
2025年12月25日
「音痴」というのは、ひどい言葉だと思います。言う方も言われる方も傷つきます。誰もカラオケの点数を気にしなくていいのです。もちろんゲーム感覚でやるのはいい。ぼくも60点くらいの点取ったことあるから(笑)。
「私、音痴ですから。」って割と平気で言う人いるけど、そう言わなくていい。歌うことに自信がないだけだし、ふだん音楽を聞いて楽しめる感覚があるんなら、音痴じゃないし、単に歌の練習が足りないだけですから。ずいぶん昔、音大を卒業して、ピアノの先生やってる人が「私音痴だからピアノ弾いてるの。」って言ってるの聞いたことあって、ぶっ飛びました。
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きっと勘違いなんだと思います。いつもチューナー(音程を測る機械)で、ど真ん中に針だの緑のランプだのが来ないと正解じゃないって思い込んでいるんです。私はいつも言っているんですが、あれは今音程がどうなってるのか参考に知るためのものであって、あれに合わせるものではありません。
とりあえず、スマホでもなんでもいいから録音して聞いてみてほしい。最初は怖いだろうから、こっそり一人で聞いたらいいです。それは上手い下手で言えば、たぶん下手に聞こえるかも知れませんが、ちゃんと音程が上下してるんなら、それ治ります。「治る」って言い方したけど、決して病気ではありませんので。念のため。
いちばん大切なのは、上手い下手にこだわらなくていいということです。歌は、心、そして言葉を伝えるためにあるのだということです。なにより歌を好きになってほしい。楽器をやる人もそれは同じです。楽器の音は、歌声です。
歌を楽しんほしい。
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