下手くそになる練習

 練習する目的を、上達することだと思っている人が多いと思います。でも上達するかどうかは、あくまで結果でしかありません。

 同じ練習をしても、上達する人と逆に下手くそになる人がいます。それはなぜでしょうか。

能力を人と比べてばかりいませんか

 人と比べると、能力の違いは必ずあります。そして、自分が持っていない能力ほど優れてよく見え、自分が劣っていると感じてしまいます。誰もが同じようにそう思うのです。

伝えたいものがあるかどうか

 自分が何をどう伝えたいのかわからないという人がいます。伝えたいことがないという人もいます。本当にそうでしょうか。音楽を聞いて美しい音色だなぁと感じたときに、自分もあんなふうに美しい音色を演奏したいと思うでしょう。自分が何を感じているのかをしっかりと感じきることが大切です。

 これは音楽に限ったことではありませんが、嬉しさも悲しさも、喜びも怒りも感じきったときに伝えたいものが生まれてきます。そこに伝えたいものとして、優しさや力強さなどが生まれます。

すでにすべてある

 難しい曲を難しそうに演奏することが練習だとしたら、そういう練習を繰り返し重ねた結果下手くそになってしまいます。そうではなく、今自分ができることは、「すでにすべてある」と考えましょう。その中で、もっと生かしたいものは何かを練習の中で見つけてください。下手くそになる練習は何時間重ねても意味がありません。

 人生を楽しむように、音楽も楽しんでほしい。そう思います。


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みゆう(管理人)
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