練習曲・休符から始める
2024年11月30日
2024年12月1日
楽譜の中に休符を見たときに、人は何を考えるのでしょうか。ぼくは20年以上オカリナなど、アマチュアの演奏グループの指導をしています。その中で、繰り返し何度も耳にするのが、フレーズが小節の途中から始まるときに、タイミングが合わないということです。
もしかしたら、休符の記号が頭では理解できていても、とっさにはイメージしづらいのかも知れません。
そこで簡単なテストを考えてみました。
長さが同じ音符と休符を線で結んでみましょう。
どうですか?簡単でしたか?これに符点がついている場合も大丈夫でしょうか。
次に、休符を数えるのか、数えないのかということも考えてみましょう。
ほとんどの人が「数える」と答えるでしょう。問題はどの休符もとりあえず「いち」と数えてしまう可能性があるということです。つまり、1拍に満たない休符の捉え方が、正確にはわからなくて「なんとなく短い休み」と捉えているということが考えられます。
そこで、次のような言葉を手拍子を叩きながら言ってみましょう。
これを次に、「・ちばたに ・いていた ・んぽぽに ・れてみた」と言ってみたり、
「・・ばたに ・・ていた ・・ぽぽに ・・てみた」と言ってみたり、
「・・・たに ・・・いた ・・・ぽに ・・・みた」と言ってみましょう。
体でリズムを刻みながら、手を叩きながら言うのが効果的です。
休符から始める(楽譜)
これは、ぼくが作曲した練習曲です。曲そのものは休符から始まっていません(笑)八分休符や四分休符その他の長さの休符がフレーズの始まる前に出てきます。チャレンジしてみてください。
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