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「繰り返しが苦手」も才能のひとつ エッセイ

「繰り返しが苦手」も才能のひとつ

 「繰り返し」が苦手と感じている人は、きっと私だけではないはずです。  学校で勉強していた頃、同じ問題を何度も解いたり、決まったことを覚えたりと、「繰り返し」の連続でした。テストでは、「前に習ったことを、そのままもう一度やってみて」と求められました。  私は、この「同じことを何度もやる」というのが、…
軌道修正について エッセイ

軌道修正について

 これから音楽を学ぶ人に向けて、みんなのためになる本を作りたいという思いは、今も変わりません。その思いで、1年以上かけて文章を書いてきました。そしてこれからの1年は、これをまとめていく作業をするのだと思っています。  当初考えていたものは「読みやすくわかりやすい教則本」というようなイメージでした。「…
芯 エッセイ

いつの時代のことだろう。誰かが作り上げた言葉に現代人は惑わされ、信じ込んでいる。 そして大金稼ぎの材料にする人たちが大勢現れ始めた。 そこに大切なものを忘れてはいないだろうか。 自分の身体で、心で、受け取る感覚を。   いつ頃からだろう。 世の中が変わる、時代が変わる、と言って、何が変わったというの…
スピリチュアルの限界 エッセイ

スピリチュアルの限界

 おそらくスピリチュアルというのは、本来は相当に霊的な能力の高い方が、まだ霊的に目覚めていない、気づいていない方に真実を教えようとするためのものだろうと思います。  もともと霊的なギャップがある上に、時には学んだ知識だけでスピリチュアルを伝えようとする方もいて、そうした場合には、受ける側の方が霊的な…
リズム、テンポは自分で作るモノ エッセイ

リズム、テンポは自分で作るモノ

 リズム、テンポを人に合わせるモノだと考えているとしたら、その考え方は手放していいでしょう。  リズム、テンポは自分で作るモノだからです。  どういうことかというと、外の空気に触れてオギャーと泣いた瞬間から、リズムもテンポも人は生まれながらに持っているモノだからです。  「でも人に合わせないといけな…
今の子どもたちから学ぶこと エッセイ

今の子どもたちから学ぶこと

 何かを学ぼうと思ったとき、身近に教えてくれる人がいなければ、習いに行こうと思うでしょう。学校に行ったり、学べる場所に行くでしょう。  でも、今はネットがあります。そして、生まれたときからネットがある世代の子どもたちがいます。  30年前なら東京や外国に行かなければ出会えなかった人、一生出会うことが…
オクターブは同じ音? エッセイ

オクターブは同じ音?

楽譜では、低いドと高いドは違うところに書きます。 低いドと高いドの間には、順番に「レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」があります。低いドの下や高いドの上にも同じように音が並んでいます。これはどうして、どちらもドって言うんでしょうか。これ以外にもドってありますか? これは、低音記号(へ音記号)のドと、高音記号(…
マイナス10よりプラス1 エッセイ

マイナス10よりプラス1

練習をしていて、「なかなかうまくいかないな。」「前回はできていたのに。」と思うこともよくあるでしょう。こういうことは、誰もが経験していることです。第一線で活躍している超一流のプロですら、まったく同じです。 前にもどこかでお話ししたことですが、人間はマイナスだと思うことにとても敏感です。自分のことも、…
「不」完全主義のススメ エッセイ

「不」完全主義のススメ

ぼくは、もともと完全主義ではありません。どうしても「出来ていない。」とか「足りない。」という意識に向いてしまう癖がありました。大人になって習い事を始めた方の中にも、そういう悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。それに加えて「人より」「他の人のほうが」と思ってしまうようです。 この出来ていない…
いちばんの先生は自分自身 エッセイ

いちばんの先生は自分自身

先生の教えを大切にすることはいいことです。それは自分を活かすことにつながるでしょう。 レッスンを習ったり、大学で授業を受けたり、プロになるための手ほどきを受けた経験を持つ方もあるでしょう。 音楽に限らず、教えていただいた方の思いを大切にすることは意味があることです。 ただ時々、いや、割とひんぱんに、…