オカリナの種類

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オカリナっていうと、手のひらに乗るくらいの小さな楽器という印象があると思いますが、実際には、もっと小さなポケットに入るようなものから、ダチョウの卵くらいの大きなものまで、いろいろな大きさの楽器があります。

ひとつのオカリナで吹けるのは、ドレミファソラシドの上がレミファまで、下がシとラが吹けるだけです。出せる音の高さの幅は、人の声でも、もうちょっと広いんじゃないかなと思います。

だから、もっと高い音の出るオカリナや、もっと低い音の出るオカリナが必要になって、作られています。ちなみにわかると思いますが、小さい方が高い音、大きい方が低い音のオカリナです。

最近だと、2つ以上のオカリナをくっつけて、いろんな高さの音が出せるようにした楽器がよく使われるようになりました。2つでダブル、3つでトリプルです。演奏できる曲の幅が広がりますが、穴の数も増えるので、普通のシングル・オカリナに比べると、習得することが多くなります。

オマケ

オカリナでは10個の穴をふさいだときに出る音を「ド」と呼んでいます。「ドレミ」の「ド」です。このドレミがピアノと同じオカリナをC管(しー・かん)の楽器と呼びます。

さて、10個の穴をふさいだときに出る音は「ド」でいいのですが、これがピアノのドレミのドではない、ピアノで言うところのファだったりソだったりする楽器があります。

このオカリナは、ドレミファソラシドを吹くと、ファソラシ♭ドレミファと鳴ります。これをF管(えふ・かん)の楽器と呼び、ソラシドレミファ#ソと鳴る楽器をG管(じー・かん)の楽器と呼びます。

このことを今すぐ理解する必要はありません。基本的には、オカリナには、C管、F管、G管があるとだけ記憶しておいてください。そして、それぞれのC管、F管、G管にも高さの違う楽器があります。

ちなみに、このCとかF、Gというのは、音の高さを表す記号です。ピアノの鍵盤のドがC、ファがF、ソがGです。

2024年10月11日(み)

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