エッセイ 20 2月 2025 地球が輝く 地球の向こう側は 太陽の光に照らされて 今日と もうすぐさよならする人 美味しいランチを食べている人 日の出を待ちわびる人 夜の地球を こちら側から眺める 水平線からこぼれる オーラのような太陽の光を 目に焼きつけて 最初で最後の この瞬間 毎日が宝物 今 地球が輝く 詩:みなづき ※以… 続きを読む
エッセイ 15 2月 2025 オクターブは同じ音? 楽譜では、低いドと高いドは違うところに書きます。 低いドと高いドの間には、順番に「レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」があります。低いドの下や高いドの上にも同じように音が並んでいます。これはどうして、どちらもドって言うんでしょうか。これ以外にもドってありますか? これは、低音記号(へ音記号)のドと、高音記号(… 続きを読む
エッセイ 8 2月 2025 マイナス10よりプラス1 練習をしていて、「なかなかうまくいかないな。」「前回はできていたのに。」と思うこともよくあるでしょう。こういうことは、誰もが経験していることです。第一線で活躍している超一流のプロですら、まったく同じです。 前にもどこかでお話ししたことですが、人間はマイナスだと思うことにとても敏感です。自分のことも、… 続きを読む
エッセイ 21 1月 2025 「不」完全主義のススメ ぼくは、もともと完全主義ではありません。どうしても「出来ていない。」とか「足りない。」という意識に向いてしまう癖がありました。大人になって習い事を始めた方の中にも、そういう悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。それに加えて「人より」「他の人のほうが」と思ってしまうようです。 この出来ていない… 続きを読む
エッセイ 19 1月 2025 自分を生きる 人間って勝手なもので、春の若葉に感動したり、秋の紅葉に風情を感じたりするものです。 何がいいか悪いかっていうのは、その時々の人の感情に支配されています。 そして、それに対して一喜一憂するのも人間です。 結局は自分の中にどういう価値観を持つのかということです。これを「自分軸」と言ったりします。 20代… 続きを読む
エッセイ 14 1月 2025 音の羅列は念仏に近づく 念仏って、とてもありがたい言葉のはずなのに、どうしてあんなに単調に聞こえるんでしょうか。 それは、聞いただけでは意味がわからない。まるでよく知らない外国語のように聞こえるからではありませんか。 よく知らない、耳にあまり馴染みのない外国語は、何を言っているのかわかりませんし、ずっと同じように聞こえるの… 続きを読む
エッセイ 6 1月 2025 練習しなければならぬという呪文 音楽に限らず、何をするにしても練習は必要です。時間があれば練習するに越したことはありません。ぼくが10代20代の頃は、「1日練習しなければ、取り戻すのに3日かかる。」と言われたものです。音楽の世界では、早期教育が効果的ということもよく言われます。「3歳からやって、大学を出た人にはかなわない。」と思わ… 続きを読む
エッセイ 6 1月 2025 和音を知ると音楽が聞こえてくる 「メロディにはなじみがあるんだけど、グループで演奏するメロディ以外のパートの演奏にはなじめないところがあります。それで、グループ演奏をむずかしく感じてしまいます。」 「楽譜を見ながら教えてもらって、練習すればなんとなくできるようになるんだけど、いざメロディと一緒に演奏すると、『合っているの?これ?』… 続きを読む
エッセイ 4 1月 2025 素晴らしきアマチュア音楽の世界 誰でも、プロのステージの演奏に感激した経験があると思います。あんな風に堂々と演奏したいと憧れたり、あんな風にはなれないと諦めたり、自分を振り返って落ち込んだりしたこともあると思います。 音楽はリズムやメロディなど、心からの歌声に癒やされる時間です。そこに楽しみがあり、聞く人も、演奏する人も、プロでも… 続きを読む
エッセイ 30 12月 2024 2024年を振り返って 21世紀を迎えて、はや四半世紀となる来年2025年。小さい頃はずっと20世紀が続くような感覚がありましたので、慣れ親しんでいた昭和の時代を思うと、時間の流れの速さを感じます。鼻たれ小僧も、頑固おやじも現代の日本では既に絶滅してしまったような気がします。 世の中のことについて、いろいろと思うこともあり… 続きを読む